犬と暮らす
犬と暮らすために役立つ情報を掲載。
犬の散歩について
ワクチン接種が済んだら、いよいよ散歩デビューです。
散歩に必要な準備できていますか?
●首輪とリード
●ウンチは必ず持ち帰るようにしましょう
●トイレの始末セットとペットボトルに入った水です。
犬種に合わせたコース設定はできていますか?
●散歩の時間
犬にとっても規則正しい生活は好ましいもの。
できるだけ散歩の時間を決めて、出掛けるようにしましょう。季節によって日没時間や気温が変わるので、犬にも人にも負担の少ない時間帯に調整することもお忘れなく。
特に夏場の舗装したコンクリートやアスファルトの地熱には要注意!犬は人間より体感気温の高い、地面に近い場所を歩いています。暑い毛皮を着ていますし、体温調節も口をハアハアするだけ。脱水症状や足の裏の肉球のヤケドに気をつけてあげましょう。
●散歩コース
犬種にあった散歩コースの設定はできていますか?
散歩は1日に2回が理想ですが、難しい場合は1回でもいいので必ず連れて行ってあげてください。
1回の場合は、充分な運動をさせるのが好ましいでしょう。
家に帰っても走り回っていたり、ムダ吠えが多い時は散歩量が足りていない証拠です。
●危険
人間の世界を散歩させるわけですから、散歩コースには危険がいっぱいです。
自動車・自転車はもちろんですが、拾い喰いにも気をつけましょう!除草剤や害虫駆除剤、ネズミ駆除のエサなどが散布されている場所もあります。場合によっては命を落とすこともあるので、道に落ちているものは絶対に食べさせないこと!
犬は本能で口にしてしまうので、飼い主のあなたがしっかり注意してあげてください。
また、小さな子どもや犬が苦手な人とすれ違うこともあります。人とすれ違う時には、リードをしっかり握って犬をコントロールできる状態を心がけましょう。
●トイレ
しつけてあっても、お散歩中にウンチをすることもあります。そんな時は必ず持ち帰ること!放置したり、地面に埋めることは厳禁です!!散歩の時は必ず「ビニール袋・新聞紙・スコップ」などを持ってでかけましょう。
●マーキング
犬は縄張りを持つ習性を持っています。
特に雄犬は「ここは自分の縄張りだよ」と別の犬がオシッコをしたところで、オシッコをすることがあります。習性なので絶対にさせないのも難しいですが、場所によっては止めさせましょう。
他の家の門扉や玄関先などは厳禁です!
散歩コースが決まるとほとんど場合、毎回、同じ場所でマーキングをします。少量でも悪臭を放つので、ペットボトルに水を入れて持ち歩き、洗い流すこともマナーです。
●はじめての散歩
はじめての散歩の場合、怖がって歩こうとしない子犬もいます。
そんな時は無理矢理、引っ張って歩かせるのではなく、首輪とリードをつけたままの状態で抱き上げて歩きましょう。
焦らずに少しずつ環境にならしていき、自分から歩くようになったら大丈夫です。
●社会性
散歩中に他の犬と交流する事は、社会性を身につけるために必要です。他の犬と遊ぶことで、ボディランゲージや犬のマナーを学習します。
犬社会では、上下関係がはっきりしています。威嚇されたりと貴重な体験を重ね、犬社会に適応できるようにさせましょう。そうすれば、無駄な犬同士のケンカも減らせます。
ただし、人間と一緒で犬同士も相性があります。初めて会う犬には、いきなり近づいたりしなこと。適度な距離を取り、リードをしっかり握って犬をコントロールできる状態を保ちましょう。
また、相手の飼い主に声を掛けることも大切です。