犬と暮らす
犬と暮らすために役立つ情報を掲載。
犬のアレルギーの原因
●アレルギーの原因はひとつとは限らない
アレルギーの原因は複合的な要素が絡み合っていること多く、原因がひとつだけとは限りません。原因となりやすいものに
・ドッグフードに含まれる添加物や粗悪な原料
・アレルギー反応を起こしやすい食物
・環境
の3つがあげられます。
●安価なドッグフードに要注意
ドッグフードの場合はあまり安価なものは避けた方がいいでしょう。食事は毎日のことで、愛犬の健康な体を作る大切なものです。全てに当てはまるとは言えませんが、粗悪なドッグフードにははっきりしない
・動物性脂質などの原材料
・発ガン性のある有害な食品添加物や防腐剤、
酸化防止剤
など、明らかに身体に良くないモノを使用しているものがあります。
日本の場合、ドッグフードに使う原材料などを規制する法律がまだ制定されていないため、メーカーの自主的な配慮に委ねられているのが現状です。
もし、仮にあなたの愛犬が粗悪なドッグフードを食べ続けたとしたら、肝臓・腎機能障害や血中コレステロール値の異常、次世代への遺伝子異常、甲状腺ガンなど、様々な健康被害に見舞われるかもしれません。
●アレルギー反応を起こしやすい食物
アレルゲンが食物の場合、それぞれの個体差はありますが、比較的アレルギー反応を起こしやすい食物があります。
・牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉 、魚
・大豆、小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦
・とうもろこし・乳製品・卵
動物病院などで血液検査を行えば、原因となる食物を調べることも可能です。該当するアレルゲン食物が含まれていないドッグフードを選ぶ、アレルギー専用食や手作り食への切り換えるなどで防ぐことができます。
●生活環境を整える
室内飼育の犬が増加しているため最近では人間と同様、ハウスダスト(埃や花粉)、ダニ、カビなどの室内環境が原因のアレルギーもあります。人間が生活している場所は以外に汚れていて、身体の小さい犬には負担がかかりやすいことも要因のひとつです。
動物病院などで血液検査を行えば、原因が何なのかを調べることも可能です。一番、効果的な対応策としては犬の活動範囲をこまめに掃除すること。人間にとっても清潔な環境はアレルギー予防にもなります。