犬と暮らす

犬と暮らすために役立つ情報を掲載。


ドッグフードの種類

人間と同様、犬も毎日を楽しく元気に過ごすため食事はとても重要です。犬は自分で食事を用意することができません。そのため飼い主さんが愛犬の健康状態をしっかり把握し、愛犬にとって最適な食事を選ぶことが大切です。

 

犬はもともと肉食動物でしたが人間と暮らすようになり、雑食動物に変化しました。必要な栄養素は「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」「炭水化物」「資質」の5つ。もともと肉食だったため、高タンパク、高脂質の食事が必要です。

 

最近では手作りフードを食べさせる飼い主さんも増えていますが、多くの飼い主さんはドッグフードを食べさせています。ドッグフードは犬に必要な栄養素が一度に摂れる総合栄養食。最近はドッグフードも多種多様になり、食感もカリカリのドライタイプから、素材をそのまま活かしたウエットタイプなど様々。必要な栄養素も成長期や年齢、体質、健康状態、犬種別など細分化されています。

 

 

●ドライフード

水分含有量が10%以下の粒状でカリカリとした食感の固形のフード。他のタイプと比べタンパク質・炭水化物・脂肪、などの栄養素が多く含まれるのである程度の量でしっかり栄養摂取ができるので経済的。保存性も高く、開封後にフードが痛みにくい利点もあります。歯ごたえがあり、歯に歯垢がつきにくいもポイント。水分含有量が低いので、必ず新鮮な水と一緒に与えてあげましょう。


●セミモイストフード
水分含有量が25〜35%程度のフード。半生で柔らかく、風味が良いため犬も美味しいと感じやすようです。しっとりとしていて食べやすいので、パピーなどの子犬からシニア犬にもオススメ。水分を保つために潤滑調整剤が使用されており、出したままにしておくと乾燥して硬くなってしまうので保存には気をつけましょう。

 

●ウェットフード
水分含有量が25〜35%程度のフード。半生で柔らかく、風味が良いため犬も美味しいと感じやすようです。しっとりとしていて食べやすいので、パピーなどの子犬からシニア犬にもオススメ。水分を保つために潤滑調整剤が使用されており、出したままにしておくと乾燥して硬くなってしまうので保存には気をつけましょう。

 

●生食フード
鶏肉、馬肉、ラム肉、魚など。最近ではペット用に加工された生食フードを購入することも可能です。生食は加熱せずそのまま与えることができるので、ビタミン、タンパク質、消化を促進する酵素などの栄養素の吸収が他のフードに比べてよいとされています。

また、「犬の祖先はオオカミなどの野生動物なので、加熱・加工された食品から栄養の吸収するには消化器系が適していない。生食が一番よい」との意見も。非加熱なので寄生虫や食中毒などの衛生管理が必要なこと、また早めに食べきらなくてはならないこと、他のフードに比べお金がかかるといった面もあります。また、持病がある、消化器系が弱い、アレルギー体質であるなど、個体によっては生食フードとの相性が悪い場合も。

 

飼い主さんによっては愛犬の嗜好や体調・栄養面をを考慮し、生食フードを取り入れた手作りフードの食べさせている人も増えています。愛犬に初めて生食フードを食べさせるは、食いつき、体調やウンチの様子など食後の経過観察をしてあげるといいでしょう。

 

 

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