犬と暮らす

犬と暮らすために役立つ情報を掲載。


狂犬病とは?

(西三河・東尾張地区・H23年度「狂犬病予防注射」
 各自治体の集合会場・日程、動物病院情報)


「狂犬病は人間をはじめ、あらゆる哺乳類及び鳥類に感染(人畜共通感染症)します。現在のところ治療法がなく、感染後の致死率は100%という恐ろしい病で「法定伝染病」に指定されています。

この病気は狂犬病にかかった犬に咬まれた際、唾液中に含まれる狂犬病ウイルスが体内へ侵入し感染します。犬が初期症状としては異常行動が特徴です。その後、数日以内に狂暴化し、最後には全身麻痺を起こして死に至ります。また、水を怖がる症状を示すことから「恐水病」とも呼ばれます。

 

○狂犬病の症状
・前駆期
狂犬病に感染した犬は風邪に似た症状を発症し、常に不安な様子で落ち着かない様子になります。暗い場所に隠れる、人を遠ざけるなど異常行動が始まります。

・興奮期
前駆期が過ぎると精神錯乱などの神経症状に陥ります。凶暴性が突出し見境なく咬みついたり、あてもなくさまよい歩きます。呼吸困難や、水を怖がるなどの症状が続きます。

・麻痺期
最後は脳神経や全身の筋肉が麻痺を起こし、昏睡期に至り歩行不能となります。眼は斜視や左右の瞳孔の大きさも異なってしまいます。そして脱水症状で、痩せ衰えて死に至ります。

○狂犬病予防について
日本では「狂犬病予防法」が制定されています。飼い犬の登録と年1回の予防接種、放し飼いの禁止、野犬の捕獲など国をあげての防疫体制をとっています。
しかし、残念ながら世界では狂犬病感染が広がりつつあります。その要因としては、年々増加している海外からの犬の輸入が挙げられます。そのため、日本でも狂犬病発症の可能性がゼロになったわけではありません。

狂犬病予防法では「犬の所有者は、犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合は、生後90日を経過した日)から30日以内に、その犬の所在地を管轄する市町村に登録の申請をし、鑑札の交付を受けなければならない」と定められています。
狂犬病予防注射についても「室内犬を含む生後91日以上の犬を所有する者は、毎年1回、4月から6月までに狂犬病予防注射を受け、注射済票の交付を受けなければならない」と定められています。さらに、鑑札や注射済票は犬に取り付けておくようにも定められています。

これらのうち、どれかひとつでも違反行為があれば、20万円以下の罰金又は科料が課せられます。

狂犬病予防ワクチンは年々改良され、予防効果も高く副作用の心配もありません。毎年、必ず予防接種を受けるようにしましょう。

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