犬と暮らす

犬と暮らすために役立つ情報を掲載。


マーキングとは


マーキングとは自分の縄張りを主張する場所に、少量のオシッコをかけ痕跡を残す行為。犬同士が「ここは自分の縄張りだよ!」と他の犬にアピールするためにしています。

他の犬がマーキングした場所の臭いを嗅いで、オシッコをかけた高さや量、臭いなどをで、どんな犬がマーキングしたのか情報収集します。

マーキングの場所を確認することで、相手の大きさや強さを分析し、自分より強そうなら犬ならそのまま素通りします。もし、自分よりも弱い立場の犬だと判断した時は、マーキングの上からマーキングをして「 いいや、ここは私の場所だからね!」と自己主張するのです。

一般的にオスのほうがメスに比べ縄張り意識が強いとされ、マーキングをするのもほとんどがオスとされています。オスの場合は去勢手術を受けるとマーキングが減ると言われています。
しかし、メスでもマーキングする犬はいますし、オスでもしない犬もいます。性別だけでなく、それぞれの性格や生活環境も影響しているようです。

最近は室内飼育が多いため家の中を自分の縄張りと認識し、屋外を自分の縄張りだと思わない犬が増えているそうです。そのため、マーキングも本来の意味が薄くなり、「今日も通ったよ」と挨拶代わりのオシッコをかけているケースが多いそうです。


マーキングは本能からくる行為。よく観察すると少しでも高い位置にオシッコかけ、できるだけ自分を大きく見せようと努力をしています。遙か昔、自分の力で獲物を捕り生きていた犬の祖先にとって、狩りのための「生活範囲=縄張り」を確保することがとても重要でした。
マーキングすることで自分の強さを誇示し、外部からの侵入者を遠ざけ、無駄な争いを避けて狩りのために体力を温存していたのです。いまでは狩の必要がありませんが、強さを誇示するためのマーキングは受け継がれています。

○マーキングをなくすには?

マーキングをさせない方法で必要なのは、飼い主との主従関係の見直しです。犬は「自分より強いリーダー」の縄張りにはマーキングはしません。つまり、飼い主との主従関係が確立されていればいいわけです。「私がリーダーだ」と愛犬にアピールするには「人間が先で、犬は後」を基本にしてください。愛犬からの要求に応えるのではなく、飼い主が要求した事を愛犬に応えさえるようにしましょう。

次にトイレの躾を見直しましょう。犬の様子を観察して、トイレで排泄している時に大袈裟なぐらい誉めてあげてください。
また、排泄時に「おしっこおしっこ」「うんち、うんち」と声をかけ、「トイレでする=呼びかけ」という連鎖を結び付けて教えてあげるとよいようです。

決まった場所で排泄ができるようになると、多少マーキングが減るようです。家具などにマーキングしそうになったら「ダメ!」と大きな声で注意をし、「いけない事なんだ」と犬に認識させましょう。

このページのTOPへ


サイト内検索


柴犬 小梅 退屈

あ〜ケイジの中は、
退屈だな〜
散歩、まだ???


売れ筋★ランキング

愛犬を幸せにする♪
ワンコのための
オススメ商品をご紹介